DP・CP1 知識・教養・倫理観 |
DP・CP2 世界情勢の理解 |
DP・CP3 論理的・批判的思考力 |
DP・CP4 問題発見・解決力 |
DP・CP5 挑戦力 |
DP・CP6 コミュニケーション力 |
DP・CP7 リーダーシップ・協働力 |
DP・CP8 省察力 |
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〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
回数 | 授業内容 |
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1 |
ガイダンス:科学実験の心得・実験ノート、レポートの書き方について説明する。班分けを行う。 |
2 |
酸と塩基とpH:水素イオン濃度とpHについて説明し、緩衝液の調製を行う。試料(牛乳、尿、サイレージ抽出液、第一胃内容液)の緩衝能を検討する。 電子天秤およびPHメーターの使用法を学ぶ。 |
3 |
規定液の調製とファクターの決定:水酸化ナトリウムと塩酸の規定液を調製し、水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合溶液について逐次適定を行う。 ホールピペット,メスフラスコそしてビューレットなど測容器の使い方を学ぶ。 |
4 |
容量分析:アンモニアNの定量、コンウェイ微量拡散法およびネスラー試薬による比色法でアンモニア態N の定量を行う。 マイクロピペットおよび比色計の使い方を学ぶ。試料は実際の生体サンプル(反芻胃内溶液)を用いる。 |
5 |
タンパク質の分別:牛乳( 生乳、還元脱脂乳およびUHT 殺菌乳)から等電点沈殿法でカゼインとホエーを分別し、さらに塩析法によるグロブリン画分の分別を行う。 ろ紙の使い方およびデカンテーション法について学ぶ。 |
6 |
生物顕微鏡による生物の観察(マウスの被毛):生物顕微鏡の機能と構造,使用方法を理解する。実験用マウスの様々な毛色がどのように出現ているのかを理解する |
7 |
生物顕微鏡による生物の観察(血球細胞):脊椎動物の血液中に含まれる細胞を観察し、形態的に類似した点や異なる点を観察するとともに、その機能について理解する。 |
8 |
生物顕微鏡による生物の観察(メダカの色素胞):メダカの色素細胞(黒色素細胞 melanophore、黄色素細胞 xanthophore)の伸展・収縮にどのようなメカニズムがあるのか、また色素細胞のどのような変化で体色が変化するのか理解する。 |
到達目標(再掲) | 成績評価方法 |
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【化学分野】動物の生体中で重要な役割を担うpH、緩衝能について、その原理と試薬の各機能について会得する。動物体内の窒素代謝において重要な物質であるアンモニアの測定を、複数の方法を用いて行うことで代表的な化学分析法に関して学修する。タンパク質(本実験では牛乳タンパク質)のpH調整による等電点沈殿と塩析による沈殿の原理と機能について会得する。
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【化学分野】試験(70%)、および各実験におけるレポート(班で一部)の記載内容(30%)から評価する。
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【生物分野】生物における微細な形態や生理機能などを直接観察するための顕微鏡の使い方や、プレパレーションを実践し、その技能を会得する。また、「序論・材料と方法・結果・考察・引用」から組み立てられる科学レポートの書き方を身につける。
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【生物分野】受講時の取り組み方や態度(30%)および最後に提出する各自のレポート(70%)により評価する。
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開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考
実験期間中であれば、特に予約は不要。それ以外であれば、あらかじめメール等で連絡が必要