科目ナンバー
32A2104
科目名
両生類・爬虫類学
担当教員名・資格
竹内 寛彦【准教授】
単位数
2
配当年次
2年生
必修・選択
必修
開講学期
後期
学科・クラス指定等
動物学科のみ履修可能
履修条件
授業の概要
両生類・爬虫類について、生物学的な特徴を概説する。
学びのキーワード
進化学、系統学、形態学、分類学、解剖学、生理学、生態学、行動学、両生類(両生綱)、爬虫類(爬虫綱)、無足目(アシナシイモリ)、有尾目(サンショウウオ、イモリ)、無尾目(カエル)、有鱗目(トカゲ、ヘビ、ミミズトカゲ)、ムカシトカゲ目、カメ目、ワニ目
授業の目的
両生類とは何か, 爬虫類とは何かを生物学的に説明できることを目的とする. また, 両生類と爬虫類の現生種には, どんなグループが含まれるのか, さらに, それぞれのグループの特徴を系統学的, 生態学的, 生理学的に説明できるようになる。
授業方法
動画の使用や資料を配布することもある. 通常授業の後半で,小テスト(確認テスト)を実施することがある.
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • 両生類とは何か, 爬虫類とは何かを生物学的に正しく説明できる(第1回〜第15回).
  • 現生の両生類の各グループの特徴を系統学的, 生態学的, 生理学的に説明できる(第4回〜第7回).
  • 現生の爬虫類の各グループの特徴を系統学的, 生態学的, 生理学的に説明できる(第8回〜第13回).
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

ガイダンス, 両生類・爬虫類とは何か?進化学的・生態学的・生物資源学的な位置づけについて学ぶ.

準備学習:生物学の基礎を復習しておくことが望ましい.

240分
2

両生類・爬虫類で学ぶ生物学 (1): 両生類・爬虫類に慣れ, 生物学の基礎を確認するために, 生物のくらしと進化の基本について学ぶ.

復習:両生類・爬虫類のくらしと進化について理解を深めておくこと.

240分
3

両生類・爬虫類で学ぶ生物学 (2): 両生類・爬虫類に慣れ, 生物学の基礎を確認するために, 分類、系統、進化史の推定について学ぶ.

復習:分類と系統について理解を深めておくこと.

240分
4

両生類総論:両生類の系統と進化を確認し, くらしや生理など, 両生類に共通した特徴について概説する.

復習:両生類に共通の特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
5

無足類 (アシナシイモリ): 系統と独特な形態, くらし, 生理について紹介する.

復習:無足類の生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
6

有尾類 (サンショウウオ, イモリ): 系統, くらしと生理について紹介する.

復習:有尾類の生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
7

無尾類 (カエル): 系統, くらしと生理について紹介する.

復習:無尾類の生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
8

爬虫類総論:爬虫類の系統と進化を確認し, くらしや生理など, 共通した特徴について概説する.

復習:爬虫類に共通の特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
9

カメ: 系統, くらしと形態, 生理について紹介する.

復習:カメの生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
10

ワニ: 系統, くらしと形態, 生理について紹介する.

復習:ワニの生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
11

ムカシトカゲ: 系統と独特な形態, くらしと生理について紹介する.

復習:ムカシトカゲの生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
12

トカゲ: 系統, くらしと形態, 生理について紹介する.

復習:トカゲの生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
13

ヘビ類: 系統, くらしと形態, 生理について紹介する.

復習:ヘビ類の生物学的特徴について, 理解を深めておくこと.

240分
14

研究法: 両生類・爬虫類の研究法について学ぶ.

復習:両生類・爬虫類の研究法について, 理解を深めておくこと.

240分
15

総括と期末試験:これまでのまとめ, および期末試験を実施する.

復習:これまでに学んだ両生類・爬虫類についての知識を整理し, 説明できるようにすること.

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
両生類とは何か, 爬虫類とは何かを生物学的に正しく説明できる(第1回〜第15回).
小テストおよび期末試験
現生の両生類の各グループの特徴を系統学的, 生態学的, 生理学的に説明できる(第4回〜第7回).
小テストおよび期末試験
現生の爬虫類の各グループの特徴を系統学的, 生態学的, 生理学的に説明できる(第8回〜第13回).
小テストおよび期末試験
成績評価基準・割合
期末試験で評価する.授業時間内で小テストを実施した場合は,その結果も加点する.授業で扱った各項目について,正しく理解し,自分の言葉で説明できれば合格.
フィードバックの方法
授業終了後に応じるほか, グーグル・クラスルームの限定コメントで応じる.
教科書
使用しない.
参考書
適宜紹介する.
オフィスアワー
  • 開始期間

    2025/09/30
  • 終了期間

    2026/01/27
  • 開始時間

    • 16:20
  • 終了時間

    • 17:50
  • 曜日

  • 場所

    4号館 4階 生物学研究室

備考

担当教員連絡先:takeuchi.hirohiko[at]nihon-u.ac.jp ([at]を@に置き換えて送信してください。)
科目の特徴
  • ICTを用いた授業
  • グーグル・クラスルームに配信された補講の動画を視聴する.
備考