科目ナンバー
32D3105
科目名
動物の採餌と飼料
担当教員名・資格
金澤 朋子【助教】
単位数
2
配当年次
3年生
必修・選択
選択
開講学期
後期
学科・クラス指定等
学科指定無し
履修条件
授業の概要
動物の食性は食べる餌の種類により主に植物食性、動物食性、雑食性に大別され、さらに餌とする種類の範囲によって多食性、狭食性、単食性などに分けられる。食性の違いにより各動物種がさまざまな形態や消化機構等の体の構造を持ち、さらに餌の探索、狩猟、捕獲、摂取など動物が餌の獲得や消費において発現する採餌の行動様式も多岐にわたる。本講義では食性による違いを理解し、行動学及び飼料学の視点から動物に適した飼料の種類や給与方法について学習する。
学びのキーワード
食性、消化機構、動物栄養学、飼料学、採餌行動
授業の目的
食性による違いを理解し、行動学および飼料学の視点から動物に適した飼料の種類や給与方法について幅広い知識を得る。
授業方法
当該領域の知見を盛り込んだ、スライドを用いて授業を進め、LMS(Googleクラスルームなど)を利用して資料の配布や課題提出を行う。各回で提示される課題において、理解度の確認および復習を行う。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • 各動物種の消化機構の違いについて理解する(第2~7回)
  • 食性と、採餌パターン、生息環境および体サイズ等との関係について理解する(第1回、第8~11回)
  • 動物栄養学の基礎を理解する(第12~14回)
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

食性の概要について解説する。

シラバスを事前に確認し、参考書指定の書籍を読んでおくこと。

240分
2

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(植物食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
3

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(植物食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
4

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(動物食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
5

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(動物食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
6

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(動物食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
7

食性の違いによる消化機構や体のつくりの違いについて解説する(その他の食性)。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
8

食性と体重(体サイズ)の関係について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
9

食性と行動生態の関係、および特徴的な採餌行動について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
10

食性と行動生態の関係、および特徴的な採餌行動について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
11

食性と行動生態の関係、および特徴的な採餌行動について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
12

動物栄養学の基礎(栄養素の種類とその働き)について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
13

動物栄養学の基礎(エネルギーとタンパク質の要求)について解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
14

飼料の歴史、市場規模、製造・加工技術と品質管理、および飼料の安全性の確保と品質の改善について関連法規から解説する。

授業内容を資料にまとめ、復習すること。

240分
15

まとめ
これまでの学習内容の確認

これまでの授業内容のまとめ資料を読み直し復習すること。

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
各動物種の消化機構の違いについて理解する(第2~7回)
授業への取り組み、授業で課された課題および試験の内容による評価
食性と、採餌パターン、生息環境および体サイズ等との関係について理解する(第1回、第8~11回)
授業への取り組み、授業で課された課題および試験の内容による評価
動物栄養学の基礎を理解する(第12~14回)
授業への取り組み、授業で課された課題および試験の内容による評価
成績評価基準・割合
授業で課された課題の提出状況による平常点(40%)、および課題の提出内容と単元ごとに実施する試験(授業内)による理解度の評価点(60%)での総合評価とする。
フィードバックの方法
授業内で提示した課題の解説を行う。
教科書
教科書の指定なし
参考書
「哺乳類の生物学②形態」大泰司紀之著(東京大学出版会)
「哺乳類の生物学⑤生態」高槻成紀著(東京大学出版会)
「改訂版 動物行動図説」動物の行動と管理学会編(朝倉書店)
オフィスアワー
  • 開始期間

    2025/09/24
  • 終了期間

    2026/01/21
  • 開始時間

    • 12:10
  • 終了時間

    • 13:00
  • 曜日

  • 場所

    5号館2階・動物のいるくらし研究室

備考

メール連絡をする場合には、『該当科目名、学科名、学年、学生番号、氏名』を必ず記載すること。
メールアドレス:kanazawa.tomoko(at)nihon-u.ac.jp(※ (at) は @ に置き換えて下さい)
科目の特徴
  • ICTを用いた授業
  • LMS(Googleクラスルームなど)を利用して課題の実施、関連資料の共有および授業に対する質疑応答を行う
備考