科目ナンバー
科目ナンバリングコード:13G3119
科目名
(教)農業科教育法Ⅱ
担当教員名・資格
花野 耕一【非常勤講師】
単位数
2
配当年次
3年生
必修・選択
必修
開講学期
後期
学科・クラス指定等
学科指定無し
履修条件
1 全回の講義を受講(又は動画を視聴)し、課題を全て提出すること。
2 講義の前半と後半に課題を出すので、課題レポート(100字以上)を作成し、指定の日時までに提出すること。
3 講義3回ごとに課題を出すので、課題研究レポート(400字以上)を作成し、指定の日時までに提出すること。
4 15回の講義終了後に課題を出すので、最終レポート(2000字以上)を作成し、指定の日時までに提出すること。
5 パワーポイントによる模擬授業を2回行うこと。
授業の概要
1 高等学校における農業科目の年間指導計画、単元指導計画、学習指導案を作成する。
2 授業方法と評価方法を理解し、模擬授業及び研究協議の複数回実施により授業力を身につける。
3 高等学校の教員組織、教育実習、教員採用試験について理解する。
学びのキーワード
農業教育、農業高校、高等学校学習指導要領、教育課程、指導方法、プロジェクト学習法、評価方法、年間指導計画、単元指導計画、学習指導案、学校農業クラブ活動、教員組織、教育実習、教員採用試験
授業の目的
1 高等学校の農業教育を指導するために必要な知識と技能を身につける。
2 年間指導計画、単元指導計画、学習指導案の作成及び模擬授業・研究協議の実施により授業力を身につける。
3 農業高校の教員組織について理解し、教育実習、教員採用試験に必要な情報を得る。
授業方法
1 パワーポイントを用いた講義資料を配布し、解説する。
2 主体的・対話的で深い学びの授業を目指すため、課題レポートによる意見発表、グループ・ディスカッション、ディベート、プレゼンテーション(模擬授業)等を行う。
3 即答力を身につけるため、講義後に課題レポート(100字以上)を作成する。
4 科学的・論理的思考能力、文章表現力を身につけるため、講義後に授業時間外学習として課題研究に取り組み、課題研究レポート(400字以上)を作成する。
5 講義終了後、最終レポート(2000字以上)を作成する。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • 1 年間指導計画、単元指導計画、学習指導案の作成について理解し、説明することができる。
    2 さまざまな授業方法、評価方法について理解し、説明することができる。
    3 農業高校の教員組織、教育実習、教員採用試験について理解し、説明することができる。
  • 1 科目「農業と環境」「農業情報処理」の年間指導計画、単元指導計画、学習指導案を考え、作成することができる。
    2 科目「農業と環境」「農業情報処理」の模擬授業、研究協議を実施し、よりよい指導案を提案することができる。
    3 農業高校、教育実習、教員採用試験について情報を収集し、対応策を立てることができる。 
  • 1 農業科教員としてよりよい授業を目指して果敢に挑戦し、得られた研究成果を発信することができる。
    2 農業科教員として生徒の力を引き出し、その活躍を支援することができる。
    3 農業科教員の役割を認識し、農業高校、日本の農業、地域の発展に貢献することができる。
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

前半:オリエンテーション
後半:年間指導計画(1)

1 課題レポート(1)、(2)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
2

前半:年間指導計画(2)
後半:単元指導計画(1)模擬授業の方法(2)

1 課題レポート(3)、(4)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
3

前半:単元指導計画(2)
後半:単元指導計画(3)

1 課題レポート(5)、(6)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 課題研究レポート(1)を作成し、指定の日時までに提出すること。
3 講義テキストを復習しておくこと。

200分
4

前半:模擬授業の方法(1)
後半:模擬授業の方法(2)

1 課題レポート(7)、(8)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
5

前半:学習指導案(1)「農業と環境」
後半:学習指導案(2)「農業と環境」

1 課題レポート(9)、(10)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
6

前半:学習指導案(3)「農業と環境」
後半:学習指導案(4)「農業と環境」

1 課題レポート(11)、(12)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 課題研究レポート(2)を作成し、指定の日時までに提出すること。
3 講義テキストを復習しておくこと。

200分
7

前半:模擬授業に向けて(1)1板書、2発問、3教育機器、4机間指導
後半:模擬授業に向けて(2)パワーポイントの発表

1 課題レポート(13)、(14)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
8

前半:学習指導案(5)「農業情報処理」
後半:学習指導案(6)「農業情報処理」

1 課題レポート(15)、(16)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
9

前半:授業方法について(1)1教科書、2補助教材
前半:授業方法について(2)1一斉授業、2班別学習、3個別学習、4ICTを活用した授業

1 課題レポート(17)、(18)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 課題研究レポート(3)を作成し、指定の日時までに提出すること。
3 講義テキストを復習しておくこと。

200分
10

前半:模擬授業(1)「農業と環境」後半:模擬授業(2)「農業と環境」

1 課題レポート(19)、(20)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
11

前半:模擬授業(1)の研究協議
前半:模擬授業(2)の研究協議

1 課題レポート(21)、(22)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
12

前半:よりよい授業を目指して(1)後半:よりよい授業を目指して(2)

1 課題レポート(23)、(24)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 課題研究レポート(4)を作成し、指定の日時までに提出すること。
3 講義テキストを復習しておくこと。

200分
13

前半:模擬授業(3)「農業情報処理」
後半:模擬授業(4)「農業情報処理」

1 課題レポート(25)、(26)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
14

前半:模擬授業(3)の研究協議
前半:模擬授業(4)の研究協議

1 課題レポート(27)、(28)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 講義テキストを復習しておくこと。

200分
15

前半:教育実習と教員採用試験について
後半:農業科教育法Ⅱのまとめ

1 課題レポート(29)、(30)を作成し、指定の日時までに提出すること。
2 最終レポート(A4用紙3枚程度、2000字以上)を作成し、指定の日時までに提出すること。

800分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
1 年間指導計画、単元指導計画、学習指導案の作成について理解し、説明することができる。
2 さまざまな授業方法、評価方法について理解し、説明することができる。
3 農業高校の教員組織、教育実習、教員採用試験について理解し、説明することができる。
レポートにより総合的に評価する。
1 科目「農業と環境」「農業情報処理」の年間指導計画、単元指導計画、学習指導案を考え、作成することができる。
2 科目「農業と環境」「農業情報処理」の模擬授業、研究協議を実施し、よりよい指導案を提案することができる。
3 農業高校、教育実習、教員採用試験について情報を収集し、対応策を立てることができる。 
レポートにより総合的に評価する。
1 農業科教員としてよりよい授業を目指して果敢に挑戦し、得られた研究成果を発信することができる。
2 農業科教員として生徒の力を引き出し、その活躍を支援することができる。
3 農業科教員の役割を認識し、農業高校、日本の農業、地域の発展に貢献することができる。
レポートにより総合的に評価する。
成績評価基準・割合
1 毎回の講義後に提出する課題レポートが適切に書かれていること(30%)
2 講義3回ごとの課題研究レポートが適切に書かれていること(20%)
3 講義終了後に提出する最終レポートが、授業内容を正しく理解した上で、自分の言葉で適切に書かれていること(50%)
フィードバックの方法
1 提出された講義レポート、事後課題レポートを解説を加えて返却する。
2 模擬授業後に授業者の自評、授業参加者の感想やアドバイス、指導教員の講評をまとめて配布する。
3 提出された講義レポート、事後課題レポートに不備があれば、メールで再提出を求める。
教科書
講義資料
参考書
1 高等学校学習指導要領解説農業編(平成22年10月 文部科学省)
2 高等学校学習指導要領解説総則編(平成21年7月  文部科学省)
3 教科書「農業と環境」(実教出版)
4 教科書「農業情報処理」(実教出版)
オフィスアワー
  • 開始期間

    2021/09/18
  • 終了期間

    2021/01/30
  • 開始時間

    • 10:30
  • 終了時間

    • 12:00
  • 曜日

  • 場所

    講師室又はclassroom・メールにて対応します。

備考

予約は不要です。
時間外でも随時対応します。

科目の特徴
  • アクティブ・ラーニングを用いた授業
  • 質疑応答、意見発表、グループ・ディスカッション、ディベート、プレゼンテーション等を行う。
  • ICTを用いた授業
  • 教員はパワーポイントを用いて講義テキストを提示し、講義する。 学生はパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行う。
  • 実務経験のある教員による実践的授業
  • 都立高等学校の教員歴29年間、東京都教育委員会の指導行政歴7年間の計36年間の実務経験を生かした実践的授業を行う。
備考