科目ナンバー
科目ナンバリングコード:13G2116
科目名
(教)社会科・地理歴史科教育法Ⅱ
担当教員名・資格
中野 修一【非常勤講師】
単位数
2
配当年次
2年生
必修・選択
必修
開講学期
後期
学科・クラス指定等
学科指定無し
履修条件
・自分が中学校、高等学校で学習した、地理、歴史、公民の内容について復習しておくこと。
・毎授業後に出される課題についてA4用紙一枚程度のレポートを作成し提出すること。
授業の概要
中学校社会科、高等学校地理歴史科の目標や教科の特質を戦後社会科の変遷等を含めて理解する。
生徒が主体的に学び、生きる力を身に付けるためにはどのような指導方法や単元構想が必要なのかを考える。また、教師としてこのような力を付けさせるための指導方法を考え、学習指導案を作成するとともに模擬授業に反映できるようにする。
学びのキーワード
中学校社会科・高等学校地理歴史科、 生きる力、学習指導要領、主体的、対話的で深い学びの実現
授業の目的
(1)中学校社会科・高等学校地理歴史科の目標やその特質を、戦後社会科の変遷を踏まえて説明できる。
(2)生徒が主体的に学び、生きる力を身に付けるためにはどのような指導方法や単元構造が必要なのか具体的な方法や事例をあげて説明できる。
(3)学習指導案作成の意義を理解し、授業の流れを明確にして作成し、模擬授業を行うことができる。
授業方法
授業は講義、グループワークを適宜行う。学習指導案作成及び模擬授業等を行い、それに関して検討して授業を計画し実践する力を育成する。模擬授業等は、受講者数によって方法を決めるので、授業計画の変更もある。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • (1) 中学校社会科及び特に高等学校地理科、歴史科の目標やその特質を、戦後社会科の変遷を踏まえて説明できる。
  • (2) 生徒が主体的、対話的で深い学びをするためには、どのような指導方法や単元構造が必要なのか具体的な方法や事例をあげて説明できる。
  • (3) 学習指導案作成の意義を理解するとともに、授業の流れを明確にして指導案を作成し、模擬授業を行うことができる。


授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

オリエンテーション
学習指導要領の方向性及び評価規準について

【復習】学習指導要領について理解(1時間)

120分
2

高校地歴科の特性 学習指導案作成及び模擬授業の留意点

【予習】地歴科学習指導要領(地理総合)の内容確認(1時間)

240分
3

高校地歴科の学習計画について
(地理総合)

【予習】地歴科学習指導要領(地理探究)の内容確認(1時間)

240分
4

高校地歴科の学習計画について
(地理探究)

【予習】地歴科学習指導要領(歴史総合)の内容確認(1時間)

240分
5

高校地歴科の学習計画について
(歴史総合)

【予習】地歴科学習指導要領(日本史探究)の内容確認(1時間)

240分
6

高校地歴科(日本史探究) の学習計画について

【予習】地歴科学習指導要領(世界史探究)の内容確認(1時間)

240分
7

高校地歴科(世界史探究) の学習計画について

【復習】地歴科学習指導要領の内容確認(1時間)

240分
8

中学校社会科地理的分野の学習指導案作成及び指導案検討会

【復習】中学校社会科地理的の学習指導案の課題整理と修正(1時間)

240分
9

中学校社会科歴史的分野の学習指導案作成及び指導案検討会

【復習】中学校社会科歴史的分野の学習指導案作成の課題整理と修正(1時間)

240分
10

高校地歴科(地理総合・地理探究)の学習指導案作成及び指導案検討会

【復習】地理総合・地理探究の学習指導案作成の課題整理と修正(1時間)

240分
11

高校地歴科(日本史探究・世界史探究)の学習指導案作成及び指導案検討会

【復習】日本史探究・世界史探究の学習指導案作成の課題整理と修正(1時間)

240分
12

模擬授業及び検討会(1) 高校地歴科または中学校社会科地理的分野

復習】模擬授業における課題整理(1時間)

240分
13

模擬授業及び検討会(2) 高校地歴科または中学校社会科地理的分野

【復習】模擬授業における課題整理(1時間)

300分
14

模擬授業及び検討会(2) 高校地歴科または中学校社会科歴史的分野

【復習】模擬授業における課題整理(1時間)

300分
15

模擬授業及び検討会(3) 高校地歴科または中学校社会科歴史的分野
これまでの学習内容の確認及び振り返り

【復習】模擬授業における課題整理(1時間)
【復習】これまで習得した内容を整理(1時間)

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
(1) 中学校社会科及び特に高等学校地理科、歴史科の目標やその特質を、戦後社会科の変遷を踏まえて説明できる。
・毎回の授業で提出するレポート
・授業中に作成した学習指導案
・実践した模擬授業
を総合して評価する。
(2) 生徒が主体的、対話的で深い学びをするためには、どのような指導方法や単元構造が必要なのか具体的な方法や事例をあげて説明できる。
(3) 学習指導案作成の意義を理解するとともに、授業の流れを明確にして指導案を作成し、模擬授業を行うことができる。


成績評価基準・割合
・学習指導案が適切に作成されていること(40%)・学習指導案をもとに、授業に必要な条件を満たした模擬授業ができること(20%)・学習指導案検討会及び模擬授業検討会に参加して自分の考えや意見を表現すること(20%)・授業後のレポート提出の期日が守られ、かつ適切な内容であること(20%)
フィードバックの方法
課題レポートの返却、作成した学習指導案の添削、模擬授業への評価コメント
教科書
『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 『中学校学習指導要領解説 社会編』 中学校地理的分野地図帳及び歴史的分野、地理的分野教科書(出版社は授業内で連絡)
参考書
オフィスアワー
  • 開始期間

    2021/09/22
  • 終了期間

    2022/01/19
  • 開始時間

    • 10:30
  • 終了時間

    • 11:30
  • 曜日

  • 場所

    本館3階講師室での対応及びclassroomやメールを用いて対応する。

備考

講義終了後、講師室にて(なるべく予約)
またはメールで適宜受付
科目の特徴
  • アクティブ・ラーニングを用いた授業
  • グループディスカッションや模擬授業の実践などを行う。
  • 情報リテラシー教育を含む授業
  • 個人情報やプライバシーの権利など新しい人権について学習する。
  • ICTを用いた授業
  • 視聴覚機器を用いた授業を行う。
備考