科目ナンバー
科目ナンバリングコード:09E2102
科目名
食品栄養化学
担当教員名・資格
大畑 素子【准教授】 長田 和実【教授】
単位数
2
配当年次
2年生
必修・選択
必修
開講学期
後期
学科・クラス指定等
食品生命学科のみ履修可能
履修条件
食品生命学科学生に限定する。
授業の概要
栄養学の概論と、栄養素の種類、性質、必要性、消化・吸収・代謝について解説する。すなわち、わたし達はどのような物質を栄養素として摂取しているのか、摂取した栄養素はどのようにして代謝されるのか、また、摂取した栄養素は身体にどの様な影響を与えるのかを詳しく解説する。そのうえで、わたし達はどの様な栄養素をどれだけ食べるのが適当なのかを考える。また、栄養と健康に関する最新の情報についても紹介し、栄養化学の理解を深める。
学びのキーワード
栄養素、栄養化学、消化、吸収、基礎代謝量、機能性食品、栄養必要量と所要量、欠乏症と過剰症、生活習慣病
授業の目的
人間がどのような物質を栄養素として摂取しているのか、摂取した栄養素はどのようにして代謝され、身体にどの様な影響を与えるのか、について正しく理解することを目的とする。そのうえで、どの様な食品(栄養素)をどれだけ食べるのが適当なのかを論理的に説明できることも目的とする。
授業方法
講義室で対面で講義形式の授業を行う。スライドを使用する。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • 食品に含まれる栄養素の種類と性質、必要性、消化・吸収・代謝について正しく理解できる。
  • 生体におけるエネルギーの代謝について正しく理解できる。
  • 食生活と健康・生活習慣病との関わりについて理解できる。
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

食品の栄養素の概要、栄養素の欠乏症と過剰症、食生活と生活習慣病の概要

講義内容について整理し、復習すること。

240分
2

栄養素の消化・吸収①

講義内容について整理し、復習すること。

240分
3

栄養素の消化・吸収②

講義内容について整理し、復習すること。

240分
4

糖質の栄養①
糖質の構造、糖質の代謝

講義内容について整理し、復習すること。

240分
5

糖質の栄養②
糖質の代謝、糖代謝異常

講義内容について整理し、復習すること。

240分
6

脂質の栄養①
脂質の構造、脂質の構造と代謝

講義内容について整理し、復習すること。

240分
7

脂質の栄養②
脂質の代謝、脂質の機能と栄養

講義内容について整理し、復習すること。

240分
8

タンパク質・アミノ酸の栄養①
種類と特徴

講義内容について整理し、復習すること。

240分
9

タンパク質・アミノ酸の栄養②
代謝と機能

講義内容について整理し、復習すること。

240分
10

ビタミンの栄養①
水溶性ビタミン

講義内容について整理し、復習すること。

240分
11

ビタミンの栄養②
脂溶性ビタミン

講義内容について整理し、復習すること。

240分
12

ミネラルの栄養

講義内容について整理し、復習すること。

240分
13

食物繊維の栄養

講義内容について整理し、復習すること。

240分
14

エネルギー代謝

講義内容について整理し、復習すること。

240分
15

理解度確認課題の実施(これまでの学習内容の確認・総括)

第1回から第14回までの講義内容を十分に復習すること。

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
食品に含まれる栄養素の種類と性質、必要性、消化・吸収・代謝について正しく理解できる。
最終的に理解度確認課題を実施するがその点数により評価
小テスト等により評価
生体におけるエネルギーの代謝について正しく理解できる。
最終的に理解度確認課題を実施するがその点数により評価
小テスト等により評価
食生活と健康・生活習慣病との関わりについて理解できる。
最終的に理解度確認課題を実施するがその点数により評価
小テスト等により評価
成績評価基準・割合
15回目の授業内でのこれまでの学習内容の確認・総括において実施する理解度確認課題(食品に含まれる栄養素の種類と性質、必要性、消化・吸収・代謝について正しく理解できていること。生体におけるエネルギーの代謝について正しく理解できていること。食生活と健康・生活習慣病との関わりについて理解できていること。以上の内容について正しい理解および課題の設問主旨を十分理解した上で回答できていることを評価基準とする。)70%、および小テスト(設問の主旨を十分理解し、理論的に記述により回答できる)30%で総合的に評価する。
フィードバックの方法
質問等はメールで随時受け付ける。それに対してメールの返信あるいは授業の中で回答や解説を行う。
教科書
教科書:指定しない。
参考書
・『最新栄養化学』 野口忠ほか著 朝倉書店
・『基礎栄養学』 駒井三千夫ほか編 アイ・ケイ・コーポレーション
・『基礎栄養学 改定第4版』 奥恒行ほか編 南江堂
・『エッセンシャル 栄養化学』佐々木努編著 講談社
オフィスアワー
  • 開始期間

    2022/09/30
  • 終了期間

    2023/01/20
  • 開始時間

    • 13:00
  • 終了時間

    • 17:00
  • 曜日

  • 場所

    食品栄養学研究室(12号館6階):長田、大畑

備考

原則講義終了後(金曜)に質問等に対応する。メール等での予約を要する。

科目の特徴
備考
講義の進行状況により、重点的に講義する内容や簡略化する内容、関連事項を加えることがある。また、授業内容はスケジュールにより入れ替わる場合がある。
復習は必ず行うこと。