科目名
自主創造の基礎(生農・動物・食ビ)
担当教員名・資格
角辻 圭二【非常勤講師】 須江 隆【教授】
単位数
2
配当年次
1年生
必修・選択
選択
開講学期
前期
学科・クラス指定等
生命農学科,動物資源科学科,食品ビジネス学科のみ履修可能
履修条件
準備学習としては特に指定しない。
授業の概要
さまざまな動機・目的をもって入学した新入生に対し,学部・学科に関わらず,本学の学生として共通して身につけるべき学修姿勢や修得すべきスタディ・スキルを涵養することを目的としています。大学入学までの受動的な学習からの転換を図り,「自ら考え,行動し,創り上げる」大学生としての能動的な学習を導く教育を行うとともに,取り巻く社会の変化を知り、将来の就職や進路選択への道筋を考えます。「何らかのミッションに向かって他者との協働作業を通じて,それを実現することのできる人材」を育成することを目標とし,チームワークを意識した学修を展開します。
学びのキーワード
「自主創造」,「初年次教育」,「学部間交流」,「プレゼンテーション」,「自己分析」,「自分の価値観」,「コミュニケーション力」,「学生参加型」,「大学ノートの取り方」,「グローバル化とAI共生社会」,「情報リテラシー」,「地方創生」,「第六次産業」,「就職活動」,「職業選択」,「インターンシップ」,「キャリアデザイン」
授業の目的
「自主創造の基礎」では,大学入学までの受動的な学習からの転換を図り,「自ら考え,行動し,創り上げる」大学生としての能動的な学習を導くことを目標としています。
より具体的な学習教育目標(行動目標)は次の4つです。
①学ぶ意味に気づくことができる。
②主体的に学ぶ喜びを意識することができる。
③積極的に参加する姿勢を持つことができる。
④日本大学と所属学部について説明することができる。
授業方法
「基調講義+アクティブ・ラーニング」の授業形態で行い,双方向かつ対話型で行う「学生参加型」で実践する。本授業科目では知識を“覚える”ことのみに終始するのではなく,“自ら考え行動する”ことに主眼を置き、「個人ワーク」,「グループワーク」,「発表・共有」の繰り返しにより,授業を展開する。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • 【知識】日本の産業構造・様々な業界での働き方・職業選択をする上で必要な基礎知識を理解する。社会が今どのように動いているのかを多角的な視点で知ることができる。履修する専門知識をどこでどう生かして行くべきかを考えることができる。
  • 【技能】進む情報社会の中で必要かつ安全な情報を収集できるようになる。また集めた情報を自分の目的に合わせて処理することができる。グループワークで課題の考察を深め、解決に導くプロセス・方法論が身につく。
  • 【態度・習慣】常に社会の動きを意識することができる。また自ら積極的に集団に参加し深いコミュニケーションができる。
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

【ガイダンス】
導入講義「トライ&エラーが創る未来」「講義の中で身につけたい3つのこと‐①視野の拡大②自分の価値観・他人との距離感③本当のコミュニケーション力」

事後課題を出すので,個々で考察しておくこと

240分
2

【私たちの生きる社会】
雇用環境の変化を知る/私たちの見てきた時代「バブル、崩壊~失われた20年~そして2022年」/それぞれの就労観の在りかを知る

授業後、次回講義で扱う「日本大学のWeb動画」を視聴しておくこと

240分
3

【大学で学ぶとは】
自校教育(大学・学部・学科の歩み)〕日本大学で学ぶことの意味・意義,大学とは何か/日本大学の教育理念・目的,“自主創造型パーソン”及び生物資源科学部で学ぶことの意味・意義/振り返り/次週の案内「コミュニケーションの進め方」

授業後にはレポートを提出すること

240分
4

【社会的対応基礎能力の自己分析】
社会人基礎力の重要性/社会人基礎力の自己分析(ワークシート)/必要な基礎力の解説と対策法

当日のワーク結果を個々で深く考察しておくこと

240分
5

【ノートテイキング・リーディング】
考えて書くノートテイキングの重要性/効果的なノートテイキング手法/ノートテイキング実習/効率効果を考えたリーディング手法

当日身につけたスキルを他講義で実践すること

240分
6

【進む!グローバル化とAI共生社会】
時代のキーワードから解く社会の変化/グローバル化とAI共生社会の実態

事後課題を出すので,個々で考察しておくこと

240分
7

【ワールドカフェ】
受講者は,大学本部が指定する会場にて「90分×2時限分」の授業に半日参加。

授業後にはレポートを提出すること

240分
8

【ワールドカフェ】
受講者は,大学本部が指定する会場にて「90分×2時限分」の授業に半日参加。

授業後にはレポートを提出すること

240分
9

【情報リテラシー・情報の活用法】
社会の変化を広角的に掴む人になる/インターネット情報の功罪/ネットユーザーの心構えと注意点/パソコンとスマートフォンの使い分け・新聞の読み方

事後課題を出すので,個々で考察しておくこと

240分
10

【グループワーク①】効果的なグループワーク・グループディスカッションとは/基本的ルールとそれぞれの役割
●実践テーマ「第六次産業モデルを創造する」第六次産業とは/グループメンバーの決定/対象地域・目的・事業テーマを考える

次回グループワークに必要な情報を調べておくこと

240分
11

【グループワーク②】
決定したテーマを事業化する。事業の目的/事業内容の詳細/販促方法まで考え提出⇒次週「優秀な事業計画」を発表

グループ発表の準備をしておくこと

240分
12

【グループワーク③】※「優秀な事業計画」を発表
優秀グループによる第六次産業をプレゼンテーション/全体評価とフィードバック

事後課題を出すので,個々で考察しておくこと

240分
13

【首都圏と地方の産業】
首都圏企業と地方企業の関連を知る/全国ブロック別の主要産業を知る

事後課題を出すので,個々で考察しておくこと

240分
14

【広い視野で産業を見る】
業界の境界線が消えた現代/見える仕事と見えない仕事/グループワーク「ありがとうの連鎖から見えない業界を探る

当日知り得た情報を基に深く調べておくこと

240分
15

【インターンシップと就職】
インターンシップと就職の現状/様々なインターンシップのカタチ/目的を持った参加方法と留意点
●終了アンケート(振り返り)提出

当日知り得た情報を基に深く調べておくこと

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
【知識】日本の産業構造・様々な業界での働き方・職業選択をする上で必要な基礎知識を理解する。社会が今どのように動いているのかを多角的な視点で知ることができる。履修する専門知識をどこでどう生かして行くべきかを考えることができる。
レポート提出、質疑応答・評価
【技能】進む情報社会の中で必要かつ安全な情報を収集できるようになる。また集めた情報を自分の目的に合わせて処理することができる。グループワークで課題の考察を深め、解決に導くプロセス・方法論が身につく。
課題解決に必要な情報を収集しグループ内で発表・評価
【態度・習慣】常に社会の動きを意識することができる。また自ら積極的に集団に参加し深いコミュニケーションができる。
課題解決型のグループワーク及び成果発表・評価
成績評価基準・割合
課題設定,問題探究,グループ内における議論,成果発表などを総合的に判断して評価を行う。
授業の最終評価は,評価基礎点に基づき評価する。
フィードバックの方法
・質問や意見に対しては即時に回答や講評を行う
・成果発表に対して、その都度講評及びアドバイスを行う
教科書
必要に応じてプリント配布
参考書
オフィスアワー
  • 開始期間

    2022/04/11
  • 終了期間

    2022/08/01
  • 開始時間

  • 終了時間

  • 曜日

  • 場所

    授業前後の講義室

備考

科目の特徴
  • アクティブ・ラーニングを用いた授業
  • 課題解決型・協働学習・ロールプレイ・グループディスカッションなど
  • 情報リテラシー教育を含む授業
  • 情報モラルに関する教育・情報検索の手法・プレゼンテーションの技法・オフィスソフトの活用法など
  • インターンシップを含む授業
  • インターンシップの最新事情を基に、自ら動く姿勢と必要な知識、及び実践的な活用方法を学ぶ
  • 実務経験のある教員による実践的授業
  • 高校・大学・自治体・厚生労働省事業の雇用対策・就労観育成・就職対策指導の経験を基に、将来の就職や進路指導への道筋を考えるための授業を行う
備考