DP・CP1 知識・教養・倫理観 |
DP・CP2 世界情勢の理解 |
DP・CP3 論理的・批判的思考力 |
DP・CP4 問題発見・解決力 |
DP・CP5 挑戦力 |
DP・CP6 コミュニケーション力 |
DP・CP7 リーダーシップ・協働力 |
DP・CP8 省察力 |
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〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
回数 | 授業内容 |
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1 |
ガイダンス:レポートの書き方及び実験上の基本的注意点の説明を受ける。実験で頻用する各種器具の使い方や原理についての講習を受け、理解する。 |
2 |
ピペットマンの使用方法及びデーター処理方法:ピペットマンの使用方法やその精度などについて理解を深める。計測値として得られる有効数字の考え方について復習を行う。 |
3 |
Lambert-Beerの法則を用いた解析と検量線の意味:吸光度を測定する際に用いる比色法の原理及び、Lambert-Beerの法則を用いたタンパク質濃度測定手法について理解し、実践する。 |
4 |
Bradford法によるタンパク質の定量①:大腸菌から最適なバッファーを用いてタンパク質を抽出する工程を学ぶ。この時、バッファーの組成による抽出率の違いを明らかにするため、2種類のバッファーを用意する。 |
5 |
Bradford法によるタンパク質の定量②:市販のBradford試薬を用いて抽出したタンパク質の定量について学ぶ。この時、抽出に用いたバッファー組成がBradford試薬に及ぼす影響について考察する。 |
6 |
プラスミドDNAの抽出①:抽出に必要な各種試薬(GTE溶液、NaOH溶液、酢酸カリウム溶液)の調整を行う。また、大腸菌を集菌する作業について学ぶ。 |
7 |
プラスミドDNAの抽出②:アルカリ法の原理を理解し、大腸菌よりプラスミドを抽出する工程について学ぶ。得られたプラスミドDNAは電気泳動によって確認する。得られた電気泳動結果について考察する。 |
8 |
組織からのRNA抽出①:分解されやすいRNAの特徴を理解するとともに、RNA実験における必要な滅菌処理の仕方について学ぶ。さらに、組織を破砕し、RNAを取り出す操作について学ぶ。 |
9 |
組織からのRNA抽出②:RNAスピンカラムの原理を理解し、RNAの抽出の操作を学ぶ。得られたRNA溶液は吸光光度計によって計測し、濃度を得る。さらに電気泳動によって、その抽出効率を確認する。 |
10 |
ゲルからのDNA抽出:目的遺伝子の抽出方法として用いられるゲルからのDNA抽出方法について、その原理を理解する。市販のスピンカラムを用いて、PCR断片の抽出操作を学ぶ。得られたDNAは定量を行い確認する。 |
11 |
ゲルろ過カラムクロマトグラフィー:複雑に混ざり合った生体試料から目的の物質を分離・精製する手法の一つとして、各種クロマトグラフィーの原理について理解し、その中の一つであるオープンカラムクロマトグラフィーの操作を学ぶ。 |
12 |
液体クロマトグラフィーによるエストロゲンの分離:高速カラムクロマトグラフィーの原理及び、一般的な逆相カラムの原理を理解する。エストロゲンのうち、エストロン、エストラジオール、エストリオールの分離の操作を学ぶ。得られた結果から理論段数及び分離度を求める。 |
13 |
原子吸光分光光度計によるカルシウム濃度の測定:溶液中の元素の計測が可能である原子吸光の原理を理解し、市販の飲料水に含まれるカルシウムの濃度を計測する操作を学ぶ。 |
14 |
GC-MSによるアミノ酸の構造解析:ガスクロマトグラフィーによる誘導体化アミノ酸分離の原理及びフラグメントイオンを用いた同定解析についてその原理を理解する。GC-MSの操作方法について学ぶ。 |
15 |
データの整理とレポート作製:これまでの実験を振り返り、班ごとのデータの照合を行う。外れ値などについて理解し、実験データを適切にまとめ上げ、レポートを作成する。 |
到達目標(再掲) | 成績評価方法 |
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分子生物学の初歩的な手法を理解し、説明できる。
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DNA, RNAの抽出法を行い、その結果について考察しレポートを提出する。(20%)
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生化学の初歩的な手法を理解し、説明できる。
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SDS-PAGE等の実験を行い、その結果について考察しレポートを提出する。(20%)
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様々な分析手法について、その技術を理解し、説明できる。
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原子吸光法などの分析手法を用いて解析し、その結果について考察しレポートを提出する。(20%)
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開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考
水曜日のお昼の時間、及びGoogleクラスルームにて適宜質問をを受ける。開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考
水曜日のお昼の時間、およびGoogle Classroomにて適宜質問を受け付ける。