DP・CP1 知識・教養・倫理観 |
DP・CP2 世界情勢の理解 |
DP・CP3 論理的・批判的思考力 |
DP・CP4 問題発見・解決力 |
DP・CP5 挑戦力 |
DP・CP6 コミュニケーション力 |
DP・CP7 リーダーシップ・協働力 |
DP・CP8 省察力 |
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〇 |
〇 |
〇 |
回数 | 授業内容 | 授業時間外学習 (準備学習・復習)の内容 |
時間外学習時間数の目安(分) |
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1 |
履修についての御オリエンテーリング、人間には基本的倫理感覚があること、反社会性パーソナリティ障害の存在、集団に特有の倫理、技能と技術は異なること、専門職の定義と専門職倫理、予防倫理の重要性、事例を多く学習・検討することの重要性など |
予習: フランス・ドゥ・ヴァール: 良識ある行動をとる動物たち |
240分 |
2 |
技術業における責任: 義務に対する責任(良い仕事)とは何か?、事故の原因を特定する責任、管理者としての責任、責任ある行動を阻む要因 |
宿題: 集団思考について |
240分 |
3 |
解決すべき課題における共通モラルとなすべき行動、本質的な部分の抽出の重要性、倫理的な判断を迫られる場合には、①事実上、②概念上、③適用上の問題があること、線引き問題とその応用、創造的第3の方法 |
宿題: 「功利主義」と「人間尊重の考え方」の定義について |
240分 |
4 |
倫理面からの判断を行う基本となる考え方に①功利主義、②人間尊重の理念 があること、費用便益分析、行為功利主義、規則功利主義、功利主義の欠点、人権、権利の対立、全体的な利益が優先される場合、生命・財産の維持の重視、普遍性テストと可逆性テスト、自分の頭で考えることの大切さ |
宿題: 「AI利用におけるプライバシー」 |
240分 |
5 |
コンピューター技術の進歩に伴う倫理的課題、プライバシーの侵害、開発したプログラムに関する権利、PC・ITの悪用(ウイルス・ハッキング)、ソフトウエアのプログラムのミスの責任の所在 |
宿題: 「利益相反」について |
240分 |
6 |
不正直の定義、不正直は何故悪いか? |
宿題: 「リスクアセスメント」について |
240分 |
7 |
技術におけるリスク、安全および責任 |
宿題: 「内部告発」の定義、条件、事例などについて |
240分 |
8 |
従業員としての技術者、経営者と技術者の対立と考え方・役割の違い、 技術的事項と公衆保護について、技術者の忠誠義務、技術者の不服従(対立・不参加・抗議)、内部告発とその要件 |
宿題: 持続可能な社会のための環境倫理について |
240分 |
9 |
技術者と環境、公衆の安全確保、持続的開発、法規の遵守、環境御保護と企業の方針、法制度と危険性の許容基準、環境保護運動と動物解放運動、環境保護に対する技術者の責務 |
宿題: 異文化コミュニケーションについて |
240分 |
10 |
国際的な技術業のプロフェッショナリズム、外国で仕事をするときに直面する課題、文化圏超越基準と文化超越基準の適用に当たって考えるべき事柄、賄賂・強要などを避けること、発展途上国における搾取 |
宿題: 技術者倫理教育の歴史と将来への展開について |
240分 |
11 |
技術業のプロフェッショナリズムと倫理、業務に関して出された免職処分に対する異議申し立てにおける技術者団体の支援、アメリカの技術者団体の概要、日本の技術者団体の概要、性と少数者への差別を避けること |
宿題: 「森川海の水産支援・循環型複合技術システムの展望」について |
240分 |
12 |
水産業に関する技術者倫理: 技術者倫理に関する水産業の特徴事例: 森川海の水産支援・循環型複合技術システムの展望(赤潮問題に取り組んで)、時空間で視野を広くして課題を分析する重要性 |
宿題: 技術士の責務との資格の取得について |
240分 |
13 |
世界各国の技術者資格認定とその歴史、JABEEとは?、日本の技術士制度・その責務との資格の取得について、なぜ技術士を取得するのか? |
宿題1: JABEE認定の仕組みと目的について |
240分 |
14 |
水産業に関する技術者倫理: 漁業資源と資源管理に関する技術者倫理、共有地の悲劇について、環境問題、養殖業の倫理的問題(自家汚染、天然種苗確保)、国連の提唱する責任ある漁業のための行動規範の紹介 |
宿題: 1-14回の講義の総復習 |
240分 |
15 |
全講義の振り返り |
宿題:- |
240分 |
到達目標(再掲) | 成績評価方法 |
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技術者倫理についての基本的な概念を理解する。
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講義内で行う小テストにより理解度を評価する。
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社会に出て業務を行う際に倫理的配慮を行う態度・習慣を身に付ける。
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講義内で行う小テストにより理解度を評価する。
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与えられた課題について倫理的な分析・検討を行い、自分の意見をまとめることができるようになる。
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第13回講義の終了後にレポート提出を課し、そのレポートの内容により評価する。
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開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考
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