DP・CP1 知識・教養・倫理観 |
DP・CP2 世界情勢の理解 |
DP・CP3 論理的・批判的思考力 |
DP・CP4 問題発見・解決力 |
DP・CP5 挑戦力 |
DP・CP6 コミュニケーション力 |
DP・CP7 リーダーシップ・協働力 |
DP・CP8 省察力 |
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〇 |
〇 |
回数 | 授業内容 | 授業時間外学習 (準備学習・復習)の内容 |
時間外学習時間数の目安(分) |
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1 |
ガイダンス/科学史で何を学ぶか:最初にこの授業の進め方を解説した後に、科学史から何を学ぶことができるかについてお話しする |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
2 |
【第1部】 |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
3 |
地球史カレンダー(続):前回の授業に続き、今から約6500万年前に恐竜が絶滅に追い込まれた理由と、それに引き続いて起こったは虫類とほ乳類の「政権交代」について |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
4 |
ダーウィン進化論の基本:では地球上の生命は、なぜ40億年かけてここまで進化してこられたのか? その答えとなるダーウィンの進化論について、「自然選択」「生存闘争」「先天的変異」などの基本概念を解説する |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
5 |
ラマルクの進化論と獲得形質の遺伝の問題:ダーウィンの進化論の特異性(特にその先天的な変異へのこだわり)への理解を深めるために、今回はダーウィンとは異なるタイプの進化論を提唱したラマルクを取りあげる。特に「獲得形質の遺伝」という、その後生物学にも大きな影響を与えた考え方を紹介する |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
6 |
利己的遺伝子と自然選択の単位の問題:ダーウィンの進化論は19世紀に提起されたものだが、進化論自体も絶えず進化している。ここでは近年の一つの話題として、ドーキンスによって導入された「遺伝子の目から見た進化」の考え方を紹介する |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
7 |
最終レポート作成法の解説 |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
8 |
キリスト教創造論(続)/創造論との対決:前回の授業を承けて、進化論とキリスト教創造論との理論的な対立点を概観した後、進化論者と創造論者が歴史的にどのような論争を繰り広げてきたのかということをフォローする |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
9 |
創造論との対決(続):前回の授業を承けて、20世紀以降の米国において、公立高校の生物の時間に進化論を教えることを禁ずるか否かをめぐって裁判闘争にまで発展した論争、そしてインテリジェント・デザイン論という装いをあらたにした創造論について取りあげる |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
10 |
スペンサーの社会ダーウィニズム:ダーウィンの「生物」進化論を、広く人間社会・歴史の説明原理として適用したハーバート・スペンサーの社会進化思想と、その功罪について。進化論は果たして「強者の論理」か? |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
11 |
社会ダーウィニズムと優生学:スペンサーの思想はその後「戦争の世紀」である20世紀に猖獗を極めた優生学――これはヒトラーのユダヤ人虐殺にも理論的根拠を与えたとも言われる――に間接的に影響を与えることになる。今回は、こうした歴史の暗部と進化論の関係について考える |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
12 |
社会生物学論争:エドワード・ウィルソンの『社会生物学』の出版を皮切りに、1970~80年代に米国を中心に燃え盛った社会生物学論争について。特に、オス(男性)とメス(女性)との間の性的役割分業はどこまで生物学的に正当化されるかという問題をめぐる進化論者とフェミニストとの論争について |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
13 |
【第3部】 |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
14 |
存在の連鎖とその時間化:18世紀の化石の発見をきっかけに進化思想が登場してきた経緯を、リンネとボネという相前後する二人のキリスト教的博物学者がとった異なる態度に即して考える |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
15 |
ラマルクの目的論とダーウィンの機械論【オンデマンド授業】:19世紀に近代的な進化論の仕上げに大きく貢献した二人の進化論者を再度取りあげる。その上で「科学的」進化論としての現在における彼らの理論の評価の決定的な違いをもたらしている要因は何なのかを考える |
【予習】Google ClassroomにUPした授業資料に事前に目を通し、知らないキーワードをネット等で調べておく |
240分 |
到達目標(再掲) | 成績評価方法 |
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理系的(生物学的)な観点から、ダーウィン進化論の基本的な考え方と、進化論のその後の展開について、自分の言葉で他者にも説明できるようになる(自分で本当に理解していなければ、他者に伝わるように説明はできない)
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毎回の授業後Google Forms上で行う小レポートないし小テスト
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文系的(歴史的・社会思想史的)な観点から、進化論が社会との接点において引き起こしてきた様々な論争についての理解を深め、それが例えば「福祉政策か、自由競争主義か」「男性/女性間の性別役割分業は果たして認められるべきか」といった、現代社会の根幹にかかわる政治論争とも密接に関連しているという認識を身につける
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毎回の授業後Google Forms上で行う小レポートないし小テスト
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信頼できるリソースからの情報収集能力、自らの考えを論理的に表現する能力、締切までの限られた時間でそれを他者にとっても説得的な形で文章化する能力といった、今後社会に巣立っていった後も必須となる、現代知識社会を生き抜いていくためのサバイバル能力を身につけるための一步を踏み出す
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最終回(第15回)授業日に提出締切の最終レポート(テーマは自由/分量は2500字以上)
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開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考
メールアドレスは、shun[at]tokai.ac.jp