科目ナンバー
42E1101
科目名
スポーツ科学(01)
担当教員名・資格
梶山 廣司【特任教授】
単位数
2
配当年次
1年生
必修・選択
選択
開講学期
前期
学科・クラス指定等
学科指定無し
履修条件
健康・体力・トレーニング等の授業内容について、自らのこれまでの経験をふまえた予習を前提とする。
授業の概要
近年、スポーツは生活の一部となってきている。授業では、スポーツ活動の持つ意義と効用を多面的にとらえながら、健康を保持・増進するためのメカニズムを解説する。
スポーツの歴史から学び、現代の社会環境の変化への対応をふくめ、基礎的生理機能、トレーニングの基礎、スポーツの楽しみ方について講述する。
学びのキーワード
スポーツの歴史、トレーニングの方法、現代のスポーツ
授業の目的
現代社会では、将来の高齢化社会へ向けて、また、ストレスの増加や、週休2日制の導入等による余暇の拡大により、スポーツへの要求は、さらに高まってきている。
講義では、スポーツ活動の実践により期待される、身体機能の発達、心身の健康及び体力の維持増進について、その構造を理解する。
スポーツやその他の実践活動にともなう事故について認識し、その対処、救急法について理解する。また、エンターテイメントとしてスポーツを楽しむための予備知識についての理解を深める。
授業方法
パワーポイントスライドショーを使用した対面授業。ビデオ、画像を利用して視覚刺激により理解を深める。研究課題・小テストレポート・テストレポートはGoogle Classroomから配信出題、Google Classroomにて提出を求める。感染状況により授業の形態を変更する場合は、ClassroomあるいはLiveCampusにて連絡する。
学修を通じて育成する力(DPとCPとの対応関係)
DP・CP1

知識・教養・倫理観

DP・CP2

世界情勢の理解

DP・CP3

論理的・批判的思考力

DP・CP4

問題発見・解決力

DP・CP5

挑戦力

DP・CP6

コミュニケーション

DP・CP7

リーダーシップ・協働力

DP・CP8

省察力

到達目標
  • スポーツ史、近代オリンピックの流れを理解する
  • 救急法、AED使用法、蘇生ガイドライン、RICE処置について理解する
  • 体力・技術トレーニングについて理解する。自らの体力トレーニングメニューを作成してみる
授業計画
回数 授業内容 授業時間外学習
(準備学習・復習)の内容
時間外学習時間数の目安(分)
1

前半 授業の進め方、体育とスポーツの違い
後半 健康と体力

授業計画を確認しておくこと
自身の健康・体力問題について考えておくこと

240分
2

前半 古代ギリシア・ローマのスポーツ
後半 中世・近世・近代のヨーロッパのスポーツ

ヨーロッパでのスポーツの芽生えを確認しておくこと
ヨーロッパでの「体育」の芽生えについて確認しておくこと

240分
3

前半 江戸期までの日本のスポーツ
後半 明治・大正・昭和の日本のスポーツ

武芸の鍛錬がスポーツに変化するために必要であった要素を調べておくこと

240分
4

前半 スポーツの心理的側面
後半 体操競技の起源

イメージトレーニング、スランプについて確認しておくこと

240分
5

前半 運動の生理 呼吸・循環・筋肉
後半 運動の生理 神経系 ストレッチング

呼吸、循環、筋のトレーニング効果について調べておくこと

240分
6

前半 体力トレーニングの基本原則
後半 ベースボールの起源

現在までに行ってきた体力トレーニングを確認しておくこと

240分
7

前半 身近に見える運動技術の理解
後半 スキーの起源

現在まで行ってきた技術トレーニングを確認しておくこと

240分
8

前半 蘇生ガイドライン、AED
後半 フットボールの起源

救急法の必要性を考えておくこと
ネット対戦型、フットボール型について調べておくこと

240分
9

前半 スポーツ外傷・障害の処置
後半 テニスの起源

一般的な外傷・障害について具体的な例を確認しておくこと

240分
10

前半 近代オリンピック 1回から8回
後半 近代オリンピック 9回から16回

第1回開催の経緯についてと第2次世界大戦の影響を受けたオリンピックについて調べておくこと

240分
11

前半 近代オリンピック 17回、18回 
後半 近代オリンピック 19回から21回

‘64年東京オリンピックについて調べておくこと
19回大会中の抗議行動について調べておくこと

240分
12

前半 近代オリンピック 22回から26回
後半 近代オリンピック 27回から31回

東西冷戦終結について調べておくこと
’08年北京大会の問題点について調べておくこと

240分
13

前半 日本スポーツ協会とJOC 
後半 バスケットボール・バレーボールの起源

日本スポーツ協会について確認しておくこと

240分
14

前半 スポーツ基本法 IOCとプロアマ問題 
後半 卓球・バドミントンの起源

‘72年札幌オリンピックでのプロアマ問題について調べておくこと

240分
15

前半 アンチドーピング
後半 ドーピング事例‘64オリンピックメモリアルスポット

日本であった直近のドーピング事件について調べておくこと

240分
到達目標と成績評価方法の対応
到達目標(再掲) 成績評価方法
スポーツ史、近代オリンピックの流れを理解する
レポートと研究課題
救急法、AED使用法、蘇生ガイドライン、RICE処置について理解する
レポートと研究課題
体力・技術トレーニングについて理解する。自らの体力トレーニングメニューを作成してみる
レポートと研究課題
成績評価基準・割合
授業への貢献度・出席状況等20%、提出された研究課題の評価40%、(上記学習目標の理解度)課題レポート(小テスト・テスト)40%、これらを踏まえた総合評価。
フィードバックの方法
質問等はGoogle Classroomメール等で個別に対応する
教科書
特になし
参考書
オフィスアワー
  • 開始期間

    2023/04/10
  • 終了期間

    2023/07/31
  • 開始時間

    • 12:00
  • 終了時間

    • 13:00
  • 曜日

  • 場所

    体育学(特任)研究室

備考

科目の特徴
  • 情報リテラシー教育を含む授業
備考