DP・CP1 知識・教養・倫理観 |
DP・CP2 世界情勢の理解 |
DP・CP3 論理的・批判的思考力 |
DP・CP4 問題発見・解決力 |
DP・CP5 挑戦力 |
DP・CP6 コミュニケーション力 |
DP・CP7 リーダーシップ・協働力 |
DP・CP8 省察力 |
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〇 |
〇 |
〇 |
回数 | 授業内容 |
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1 |
実験講義:食品成分表の見方,表示内容の解説を行う。次に,食品の一般分析の概要と食品の加工・保蔵に関与する性質の測定の概要について説明する。 |
2 |
試料調製:試料を予備乾燥後,粉砕し,試料容器に保存する。 |
3 |
糖質の分解(ベルトラン法):試料を塩酸中で加熱し,非還元糖を還元糖に加水分解する。分解試料中の還元糖量をベルトラン法により定量する。 |
4 |
脂質の定量:試料を低極性有機溶媒で抽出し,抽出物を乾固させたものの重量を測定する。 |
5 |
カルシウムの定量(過マンガン酸容量法):灰から希塩酸でカルシウムを抽出し、過マンガン酸容量法により定量する。 |
6 |
タンパク質の定量(コンウェイ法):試料を濃硫酸中で加熱し,タンパク質を硫酸アンモニウムに分解する。分解試料から強アルカリによりアンモニアを遊離させ,これを規定硫酸で受け,残存硫酸を規定アルカリで滴定する。 |
7 |
ビタミンCの定量(ペルオキシダーゼ法):野菜,果物からビタミンCを抽出し,ペルオキシダーゼにより,アスコルビン酸をデヒドロアスコルビン酸に酸化した際の吸光度変化から,ビタミンC量を求める。 |
8 |
抗酸化性測定:ジュースやお茶のDPPHフリーラジカルの補足消去活性を測定することにより,抗酸化力を調べ,既知濃度のアルコルビン酸の抗酸化力と比較する。 |
9 |
茶に含まれる特殊成分の分析:NMRを用いて緑茶に含まれるグルタミン酸およびカフェインの定量を行う。この定量により,抽出温度による成分含量の違いを明らかにする. |
10 |
水分活性測定:デシケータ内に種々の飽和塩と試料を入れ,平衡化させる。種々の飽和塩存在下での試料重量変化から,試料の水分活性を測定する。 |
11 |
非酵素的褐変反応の比較:種々の糖、および、糖とアミノ酸を加熱し、アミノ酸の有無や糖の種類の違いによる褐変反応の程度を比較する。 |
12 |
色素分離:ペーパーおよびカラムクロマトグラフィーにより食品に使われる色素成分を分離する。 |
13 |
香気成分の分析:ガスクロマトグラフを使って食品中に含まれる香気成分の混合物から各香気成分を同定・定量する。 |
14 |
まとめ試験:まとめ試験により実験の理解度を確認する。 |
15 |
まとめ講義 |
到達目標(再掲) | 成績評価方法 |
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食品化学分野における分析手法の原理や特徴を理解する。
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実験の理解度を小テストおよびまとめ試験により評価する。
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食品化学分野における分析技術を身につける。
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実験への参加・貢献度により評価する。
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実験データの取扱い方や効果的な伝え方を身につける。
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毎週のノート提出により評価する。
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開始期間
終了期間
開始時間
終了時間
曜日
場所
備考